オリンピックでE-Sportsが採用されるか

オリンピックでE-Sportsが採用されるか

段々と2020年の東京オリンピックが近づいて来ており、E-Sportsがオリンピックの正式種目となるかどうかの記事をよく目にするようになった為、自分の思う“オリンピックでE-Sportが採用されたなら”を話していきたいと思います。

東京オリンピックについて思うところはそのうち書くと思うけど、どう考えても11万人のやる気あるボランティアは不可能だと思っているよ。

E-Sports(eスポーツ)とは

正直これについては知ってる人が多いでしょうし、そもそもこれを見に来る方はある程度前提知識があることを見越して、「日本eスポーツ連合(JESU)」の引用でまとめさせて頂きます。

「eスポーツ(esports)」とは、「エレクトロニック・スポーツ」の略で、広義には、電子機器を用いて行う娯楽、競技、スポーツ全般を指す言葉であり、コンピューターゲーム、ビデオゲームを使った対戦をスポーツ競技として捉える際の名称。

eスポーツとは

 

日本でE-Sportsが認知されない理由

色々な意見があると思いますが、取り敢えず私が思うことを書こうかなと思います。

もしも、自分はこういう理由もあると思ってる等あればコメントに是非お願いします。

日本ではアプリゲーム(ソーシャルゲーム)が主流

世界的に見て日本のソーシャルゲーム市場は異常なレベルで大きく、一人あたりの課金額がずば抜けています。

下記は、App Storeでの一人あたりの課金額を日本とアメリカで比較した統計データです。

引用元:https://sensortower.com/blog/per-capita-app-store-spending

これを見て頂ければ2012年以降日本は一人あたりの課金額がアメリカを上回っています。

これが日本がソーシャルゲームが主流である!という証拠にはなりえないと思いますが、ソシャゲをやったことがある人ならわかると思います。

ハマる人ほど確実に課金をしています。それは間違いなく日本でアプリゲーム(ソーシャルゲーム)はパソコンゲーム・家庭用ゲーム機より発達しているということに繋がります。

家庭用ゲーム機文化が根強い

これはほとんど私が勝手に思っていることですが、日本は家庭据え置き型ゲーム機の多くを世界に排出している為、一番根付いているのだと考えています。

そして、世界のゲーム文化はパソコンが主流です。決して日本のパソコンゲーマーが少ないというわけではないのですが、日本に根づいている家庭用ゲーム機によって世界のゲーム文化と少なからずズレが生じているのではないでしょうか。

家庭据え置き型ゲーム機の主要メーカーは、任天堂、ソニー・インタラクティブエンタテイメント、マイクロソフトだと思います。

そのうち任天堂、ソニーは日本企業で、現在は撤退していますが、セガやNECもヒットした家庭据え置き型ゲーム機のメーカーです。

日本の法律上高額賞金を出せない

E-Sportsをプレイし競技するに人間は、プロゲーマーと呼ばれたりしますが、”プロ”から分かる通り、その手の道で稼いでいくことが必要になります。

稼ぎの手段はたくさんあるとは思いますが、世界的に見て主な収入源は大会などでの”賞金”となるでしょう。

しかし、日本ではプロゲーマーやゲーマーが生活していくのは不可能なレベルの賞金しか出ません。

それは日本に「不当景品類及び不当表示防止法(景表法)」という法律があるため、賞金・賞品が高額な場合違法となってしまうのです。

法律の詳細は専門家ではないので省かせていただきます。

勿論、これに当たらないと主張する人もおり景表法の”景品類”に該当することはないという意見もありますが、これらを管轄している消費者庁は一部条件を満たさなければ摘発の可能性があるという回答をしている為、該当しないからいいじゃない!という安易な意見で事が進められません。

 

オリンピックでE-Sportsが採用されるかどうか

採用されることがないとは言いませんが、E-Sportsには他のスポーツとは違う確実に違う点があり、見ている人全員が理解できるものではないため難しいのではないかと考えています。

世界的にE-Sportsに採用されるゲームジャンルとして下記があります。

  • FPS(ファーストパーソンシューティング)
    • カウンターストライク
    • コールオブデューティー
    • バトルフィールド
    • レインボーシックスシージ
    • その他
  • TPS(サードパーソンシューティング)
    • ワールドオブタンクス
    • ワールドオブウォーシップス
    • PUBG
    • フォートナイト
    • その他
  • RTS(リアルタイムストラテジー)
    • ウォークラフト
    • スタークラフト
    • その他
  • 格闘ゲーム
    • ストリートファイター
    • 鉄拳
    • 大乱闘スマッシュブラザーズ
    • その他
  • スポーツ
    • FIFA
    • NBA
    • その他
  • TCG(トレーディングカードゲーム)
    • ハースストーン
    • Shadowverse
    • その他
  • MOBA(マルチオンラインバトルアリーナ)
    • Dota
    • リーグオブレジェンド
    • その他

この中でE-Sportsに採用される可能性が高いのはスポーツとMOBAとTCGではないでしょうか。

国際オリンピック委員会(IOC)の会長が非差別的・非暴力的なゲームタイトルを採用すると発言しているため今世界でE-sportsを引いているFPSやTPS系は採用されにくいかと思います。

では可能性が高いMOBAやTCGあたりですが、ここらへんは予備知識なしで見ても面白いとは言い難いゲームジャンルである為採用されたとしても世界中が熱狂することは考えにくいです。

今後のE-Sportsに関して

今後は、E-Sportsのみで構成される世界規模の大会、オリンピックのようなものを誰かが企画することを願いたいです。

もしもこれが可能ならば、YouTubeやTwitchのような配信プラットフォームも喜んで賛同してくれるでしょうし、世界的にゲーム業界の発展が望めるのではないでしょうか。