さくらインターネット、『石狩データセンター』の想定外

さくらインターネット、『石狩データセンター』の想定外

北海道胆振東部地震により被災された皆さまに謹んでお見舞い申し上げます。

さて、北海道胆振東部地震にてIT関係の人は気になった人が多いと思われるさくらインターネットの『石狩データセンター』についてまとめておこうかなと思います。

基本的に見聞きした情報をまとめ上げてるだけなので、多分ちゃんとしたメディアの方がまとまってて正確な情報を得られるかと思います。

石狩データセンターとは

さくらインターネット株式会社が2011年11月15日に稼働を開始した北海道石狩市にあるデータセンターです。

敷地面積は東京ドームとほぼ同じ5万1000平方メートル

1号棟から3号棟までが可動しており全体のラック数は最大3000

石狩データセンターは、クラウドコンピューティングに最適化された日本最大級の郊外型大規模データセンターです。北海道の冷涼な外気を活用した外気冷房によるエネルギー効率の向上、建物から設備にいたるまでの徹底したモジュール設計による柔軟性、そして東京ドームの約1.1倍という広大な敷地によるスケールメリットにより、圧倒的なコスト競争力を実現します。

データセンター紹介 | 企業情報 | さくらインターネット

北海道胆振東部地震の想定外

2018年9月6日午前3時頃に発生した北海道胆振東部地震により、北海道電力から受けていた特別高圧送電が停止し、全商用電力を喪失しました。

もちろんデータセンターなのでUPS設備へ切り替えは行ったのですが、UPS設備の障害により同データセンターを利用していたメルカリなどの一部サービスに障害が発生しました。その後は非常用電源設備での稼働が行われていました。

さて、ここで想定外は何だったのかという話になるのですが、きいた限り用意していた対応ができただけなんて思うかもしれませんが、石狩市の今後30年間の震度6以上の発生率が0.1%~3%なのでこのレベルの地震が発生することがかなり想定外だと思われます。

もちろん自然災害である異常0%とは言い切れないためそれなりの対策は十分にしていたと思うのですが、想定でする準備が実際そのときに役立ち完璧な対応をできるかはその時にしかわからないのが、この世の中です。

しかし、石狩データセンターは地震後の急な特別高圧送電停止があっても、正確な対応をしました。UPS設備の障害は合ったものの大規模な障害を引き起こすことなく送電停止後、約60時間運用の継続を行い、一週間先まで見越した対応をしていました。

また、即座に重油及び燃料の確保に動いたおかげで、ユーザも安心できたのではないでしょうか。

対応状況

下記は、さくらサポート「9月06日03時08分頃に発生した地震による弊社サービスへの影響について」からの引用です。

一応まとめて書いておきます。

2018年09月06日
07時00分 : 引き続き、自家発電設備によりサービスを継続しております。
なお石狩データセンターは、非常用発電機の48時間連続稼働が
可能となる量の重油を備蓄しております。

08時13分 : 影響内容を更新いたしました。
地震発生より一部サービスにおいて発生しておりました電源障害が
復旧いたしました。現在、石狩データセンターは自家発電設備により
正常に稼働を継続しております。

09時40分 – 23時00分 : 自家発電設備により正常稼働が継続されていることをご報告いたします。

2018年09月07日
00時00分 : 自家発電設備により正常稼働が継続されていることをご報告いたします。

00時26分 : 北海道電力より、稼働に必要な電力量の50%前後の電力供給が再開されました。
この電力供給の再開により、非常用発電設備についてはより長い時間の稼働が
行える見込みとなりました。
また、非常用発電設備の燃料につきましても国および経済産業省のご支援を
いただきながら確保を進めております。
今後の状況の変化につきましては、引き続き随時お知らせいたします。

01時00分 : 2018年09月06日 09時40分 – 23時00分までの報告内容を統合致しました。
商用電源の供給状況に変化はありません。状況が変わり次第、掲載いたします。
次回の更新は09時00分を予定しております。

09時00分 : 商用電源の供給状況に変化はありません。状況が変わり次第、掲載いたします。

10時00分 : 商用電源の供給状況に変化はありません。状況が変わり次第、掲載いたします。
また、状況に変化がない場合は3時間に1度更新を行います。

12時45分 : 状況に変化がございましたのでご報告申し上げます。
非常用発電設備は、給油ができない場合においても、月曜日の夕方頃までは
稼働できる見込みです。

加えて、石狩市役所、経済産業省、各所のご支援をいただき、一週間程度の
稼動が可能な燃料の手配ができる見込みであり、一部につきましては、本日
より給油が開始される予定です。

なお、電力の復旧が期待できず、燃料枯渇に伴い非常用電源の維持も困難と
いう状況になり、石狩データセンターで提供するサービスの停止が余儀なく
される場合、少なくとも24時間以上前に告知をいたします。
燃料の追加供給と、今後の状況の変化につきましては、引き続き随時お知ら
せいたします。

16時00分 : 商用電源の供給状況に変化はありません、状況が変わり次第掲載いたします。
また、状況に変化がない場合は6時間に1度更新を行います。
次回の更新は22時に行います。

22時00分 : 商用電源の供給状況に変化はありません、状況が変わり次第掲載いたします。
また、状況に変化がない場合は6時間に1度更新を行います。
次回の更新は04時00分に行います。

2018年09月08日
04時00分 : 商用電源の供給状況に変化はありません、状況が変わり次第掲載いたします。
また、状況に変化がない場合は6時間に1度更新を行います。
次回の更新は10時00分に行います。

10時00分 : 商用電源の供給状況に変化はありません、状況が変わり次第掲載いたします。
また、状況に変化がない場合は6時間に1度更新を行います。
次回の更新は16時00分に行います。

11時15分 : 石狩データセンターは、非常用発電設備への給油を行い、
現在の残量で9月13日(木)の午前中頃までは稼働できる状況となりました。
加えて明日以降も、さらなる給油を予定しております。
また、状況に変化がない場合は6時間に1度更新を行います。
次回の更新は17時00分に行います。

14時30分 : 北海道電力からの電力供給が回復したため、9月8日12時30分より復電作業を開始し、
14時05分に非常用発電設備の稼働を停止いたしました。
しかしながら全道的に電力が不足している状況が続いております。
輪番停電などに弊社も協力していくとともに、不測の事態に備え、非常用発電設備の再稼働を
視野にいれた体制を継続いたします。
今後の情報は以下にてご確認いただけますようお願いいたします。
https://help.sakura.ad.jp/hc/ja/articles/360000146442